いよいよ開幕したイングランド・プレミアリーグ。アーセナル対クリスタル・パレス戦は2-1でホームのアーセナルが逆転勝ちを収めた。

試合はセットプレーからパレスが先制するも、その後アーセナルが同点に追いつき終了間際に生まれたラムジーの一撃によって決着がついた。

ヴェンゲルも「相手が試合を非常に難しくした。彼らはとてもよく守った。先制後とてもタイトになり、フィジカル的にとても強かった」と苦しんだことを認めた90分間の選手の動きについて『statsbomb』がGIF化していたので紹介する。

(なお、図上の選手のポジションはその時間にいた位置を正確に表したものではなく、むしろ選手のアクションを平均・平滑化したものだそう。また選手間の線はその時間でのパスワークを表したものとのこと)

アーセナルの布陣は4-1-4-1(前線は流動的)
DFは右からドゥビュシ、チェインバース、コシェルニ、ギブス。中盤は守備的な位置にアルテタ、その前にラムジーとウィルシャー、右にアレクシス(FW的)、左にカソルラ。1トップにサノゴ。ラムジーとウィルシャーは流動的に、そしてアレクシスはよりFWにプレーしていた。

パレスは4-4-2(4-4-1-1)
DF右からケリー、ダン、ハンゲラン、ウォード。MFは右からパンチョン、ジェディナク、レドリー、ボラジー。FWはフレイザー・キャンベルの下にシャマフ。

そのうえで、『statsbomb』はGIF図についてこう解説している。

・アーセナルは左サイドバック以外はかなり右サイドに寄っており、配置的には左SHだったカソルラもかなり中寄りでプレーしていた。また、パレスの右SHジェイソン・パンチョンも中寄りでプレーしていた。(※原文ではカソルラは右SHとなっているが少なくとも前半は左のはず)

・パレスのFWマルアヌ・シャマフは後半例外的に低い位置、MFの後ろでプレーしていた。(※前半から中盤に下がってカバーをこなすシーンも)

・アルテタは非常に統制のとれた役割を演じた。図上では一度もセンターサークルから出ていない。ただし実際の試合でそうだったというわけではない。(※セットプレーなどもあるので)

・カソルラとラムジーは互いに非常に近い位置でプレーしていた。カソルラのほうが少しだけ相手ゴールに近い位置で

【試合ハイライト】

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