プレミアリーグの開幕により、いよいよシーズンが始まった感のある欧州サッカー。一方、国内ではJリーグなどで真夏の戦いが盛り上がりを見せる中、adidasが昨年リリースしたハードワーカー向けのスパイク、「ナイトロチャージ」の新作を発表した。

「アディゼロ f50」や今年春までの「プレデター リーサルゾーン」同様、名前は変わらずに登場した「“新しい”ナイトロチャージ」。

adidas nitrocharge 1.0 (2014)

トップモデルは引き続き「1.0」。テイクダウンモデルとして「2.0」と「3.0」も用意されている。

チームの“エンジン”となるようなタフなプレーヤーをイメージして制作されている「ナイトロチャージ」シリーズ。

その中でも大きな特徴が派手な色のエナジースリングで、伸縮性に優れたラバーバンドによりアッパーにかかる負荷を反動力として次の動作へのエネルギーに変換。ニューモデルでは機能をさらに高めるためバンドを大型化している(その分、締めつけ感も若干強くなった)。

前足部のアッパーは、フィット性に優れた人工カンガルー調レザー(シンセティックKレザー?)を新たに採用。また、インサイド側には引き続きクッション性の高いフォーム素材を配しているが、形状はよりボールコントロール性を考慮したものに進化した。

中足部と後足部のアッパーには、軽量性と耐久性を高いレベルで両立させたプロテクションメッシュ。さらに、球際の激しいプレーなどから足を守るため、プロテクションパッドを前モデルのアキレス腱部分だけでなくサイド部分にも細かく配置している。

なお、天然芝などファームグラウンド向けのFGモデルでは、強靭なバネ効果で前への推進力やジャンプ力をサポートするエナジーパルスがアウトソールの前足部に搭載されているが(上写真)、日本人の足型を追求したジャパニーズマイクロフィットラスト採用のHGモデルでは今回も搭載されていない。

ブラジルW杯で一躍有名になったドイツ代表の守護神マヌエル・ノイアーや、ダニエウ・アウヴェス、ハビ・マルティネス、日本代表の清武弘嗣らが着用するNEW「ナイトロチャージ」。既に8月18日から販売が開始されている。

海外ではコアブラック×シルバーメットに加え、ソーラーレッド×シルバーメットというカラーもラインナップされているが、日本での販売は?

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