8月19日、『Mail』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、オリンピアコスのギリシャ代表DFコスタス・マノラスの獲得に近づいている」と報じた。記事によれば、9月1日までに650万ポンド(およそ11億円)で合意が得られることを期待して交渉を進めているとのことだ。

コスタス・マノラスは1991年生まれの23歳。2009年に加入したAEKアテネで若くして頭角を現し、2010年ワールドカップ前には既にギリシャ代表候補の一員となっていた。2012年にオリンピアコスにステップアップし、先日行われたワールドカップでは活躍を見せ、世界屈指の若手センターバックとして名を上げた。

アーセナルは先日ベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンをバルセロナに放出し、さらにキーラン・ギブスが負傷してしまったために最終ラインに何らかの補強を必要としており、将来性にも優れているマノラスの獲得を希望しているとのこと。彼に対してはユヴェントスも強く興味を示しているようだが、やや移籍金の高さに二の足を踏んでいると言われている。

とはいえ、マノラスはアーセナルに来た場合3番手の扱いになることが濃厚であり、選手自身がその立場を受け入れるかどうかが交渉のハードルとなるようだ。



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