『Sud-Ouest』『Getfootballnews』は「ロリアンに所属しているカメルーン代表FWヴァンサン・アブバカルは、クラブを退団しFCポルトに移籍する可能性がある」と報じた。

ヴァンサン・アブバカルは1992年生まれの22歳。スピードとパワーに優れ、圧倒的な身体能力を備えながらも技術も高いことで知られるカメルーン代表選手。2010年ワールドカップで突如国内リーグから選出され、本大会にも帯同したことで有名なストライカー。

その大会後フランスのヴァランシエンヌへ移籍し、昨夏ロリアンに加入。それまでは凄まじい才能がある反面全く決定力がないと評されていたが、クリスティアン・グルキュフ監督の下では大ブレイク。シーズン16ゴールと才能を開花させ、フランスリーグ屈指の点取り屋に豹変した。

FCポルトは現在絶対的なストライカーであるコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを抱えているものの、マリオ・バロテッリを失う可能性が高いACミランがその後釜として狙っているという話がある。

結果的になのか、あるいは先手を打って接触していたのかはともかく、これまでも移籍で多くの成功を収めてきたFCポルトは、さすがにこれらの対応については動きが速い。



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