ウルグアイ代表のワシントン・タバレス監督は21日、来月行われる日本、韓国両代表との親善試合に向けた候補メンバー29名を発表した。

ブラジル・ワールドカップでイングランド、イタリアを倒し“死のグループ"を突破したウルグアイ。しかし、メンバーの固定化により高齢化が進み、コロンビアに敗れてベスト16に終わったことや連覇のかかるコパ・アメリカが来年に迫っていることもあり、選手の刷新を求める声が強く上がっていた。

そんななか先日、2018年まで契約を延長したことが報じられたタバレス監督はマルティン・カンパーニャ、マティアス・コルホ、ディエゴ・ラクサルト、カミロ・マジャダ、ジョルジアン・デ・アラスカエタの7人を初選出した。

一方、イタリア戦での“噛み付き騒動”により言い渡された長期の出場停止を不服として控訴した結果、親善試合への出場を認められアジアツアーへの招集が期待されたバルセロナのルイス・スアレスは含まれなかった。また、ワールドカップメンバーから主将のディエゴ・ルガーノ、ディエゴ・ペレス、セレッソ大阪に所属するディエゴ・フォルランのベテラン3名と怪我のガストン・ラミレスも外れている。正式な来日メンバーは来週発表される予定で、20-23人の選出が予想されている。

ウルグアイ代表は5日に札幌ドームでハビエル・アギーレ体制の初陣となる日本代表と、9日にソウルで韓国代表と対戦する。なお、タバレス監督は腰部脊柱管狭窄症の手術を行い現在は静養中のため、アジアツアーでは同監督のアシスタントを長年務めているセルソ・オテロ、マリオ・レボロ両氏が指揮を執るものと見られている。


GK:

フェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ/TUR)

マルティン・シルバ(ヴァスコ/BRA)

ロドリゴ・ムニョス(リベルター/PAR)

マルティン・カンパーニャ(デフェンソール)

DF:

ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード/ESP)

ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリード/ESP)

セバスティアン・コアテス(リヴァプール/ENG)

エミリアーノ・ベラスケス(ダヌビオ)

マルティン・カセレス(ユヴェントス/ITA)

マクシ・ペレイラ(ベンフィカ/POR)

ホルヘ・フシレ(ナシオナル)

アルバロ・ペレイラ(サンパウロ/BRA)

マティアス・コルホ(ウニベルシダ・デ・チレ/CHI)

マティアス・アギーレガライ(エストゥディアンテス/ARG)

アレハンドロ・シルバ(ペニャロール)

MF:

ワルテル・ガルガーノ(ナポリ/ITA)

エヒディオ・アレバロ・リオス(ティグレス/MEX)

アルバロ・ゴンサレス(ラツィオ/ITA)

ディエゴ・ラクサルト(エンポリ/ITA)

カミロ・マジャダ(ダヌビオ)

ホルヘ・ロドリゲス(ペニャロール)

ニコラス・ロデイロ(コリンチャンス/BRA)

クリスティアン・ロドリゲス(アトレティコ・マドリード/ESP)

ジョルジアン・デ・アラスカエタ(デフェンソール)

FW:

クリスティアン・ストゥアーニ(エスパニョール/ESP)

ディエゴ・ロラン(ボルドー/FRA)

ジョナタン・ロドリゲス(ペニャロール)

エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン/FRA)

アベル・エルナンデス(パレルモ/ITA)

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