8月22日、2014-15シーズンのカタール・スターズ・リーグが開幕を迎えた。

今夏Jリーグからハン・グギョン、チョ・ヨンチョルの両名を引き入れたカタールSCはアウェイで王者レフウィヤと対戦。ワールドカップをきっかけに流行している3バックシステムを導入したものの、やはり相手が相手ということで苦しい展開となった。

12分には早くもレフウィヤが先制。韓国代表MFナム・テヒのCKから、スウォンジー・シティから加入したばかりのチコ・フローレスがヘディングを決める。

25分にもレフウィヤが運よく追加点。ルイス・ジュニオールのミドルシュートがブロックに入ったハン・グギョンの足に当たり、コースが変わった。

記録はオウンゴールになったが、それはさすがにグギョンがかわいそうな気も……

30分にはチョ・ヨンチョルが決定的な場面を迎えるも外してしまう。

後半はさらにカタールSCの守備が崩壊。53分にナム・テヒに3点目を許し……

56分にもチュニジア代表MFムサークニの飛び出しで4点目。

77分にはチョ・ヨンチョルが再び1点を返すチャンスを迎えるもこれも外れ……

その直後の78分にはおなじみのカタール代表FWセバスチャンが5点目を決めた。レフウィヤ新監督のミカエル・ラウドルップはご満悦。

これでカタールSCは5-0という野球のようなスコアで大敗。元Jの2人にとってはかなり厳しいデビュー戦となったが、相手もここ4年で3回優勝している絶対的王者である。力の差を考えれば、それほど悲観する結果ではないと思えるが……。ともかく今後の活躍を祈りたいところだ。

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