QPRがリヴァプールのサイドバック、ジャック・ロビンソンとロコモティフ・モスクワの守備的MF、ラサナ・ディアラの獲得に乗り出している事が判明した。

1シーズンでプレミアリーグへの復帰を果たしたQPR。リオ・ファーディナンドやスティーヴン・コーカーを獲得するなど積極的な補強により注目の存在であるが、開幕2連敗を喫し苦しい状況に陥っている。クラブ側は残り少ない移籍期間内の補強を目指しており、『Daily Mail』はターゲットとしてロビンソンとディアラの名前を挙げている。

ロコモティフ・モスクワのディアラはフランス代表経験のある29歳。チェルシー、アーセナル、ポーツマスでプレミアリーグの経験があり、レアル・マドリーでもプレーした後、ロシアへ渡っている。現在はロコモティフ・モスクワの指揮官と揉めてクラブを去っている。QPRの指揮官であるハリー・レドナップはポーツマスでディアラを指揮しており、旧知の間柄。レドナップは旧知の選手を獲得する事の多い指揮官だけに、可能性は高めと言って良さそうだ。

リヴァプールのジャック・ロビンソンについては100万ポンド(およそ2億円)でのローン移籍を狙っているという。20歳のロビンソンについてはチャンピオンシップのクラブがローン移籍を狙っていたが、リヴァプールは月曜日の夜にQPRのオファーを受け入れたとのこと。

リヴァプールの下部組織出身のロビンソンは左サイドバックとしてイングランドの年代別代表を経験しており、将来を嘱望されている選手の1人。2013年の1月からはウォルバーハンプトン、昨シーズンはブラックプールへとローン移籍し、経験を積んでいる。

経験あるディアラと若手のロビンソン。QPRはトッテナム戦で4失点した守備の再構築を目指しているようだ。

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