マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、デイヴィッド・ベッカムが自身の後輩にあたる選手の退団を嘆いている。
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— Arsenal FC (@Arsenal)
2014, 9月 2
ベッカムが思わず嘆いた選手とは、昨日アーセナルへの移籍が発表されたダニー・ウェルベックである。
ベッカムと同様、幼い頃からユナイテッドのアカデミーで育ったウェルベック。当時の様子はビデオの中にも収められており、まだ少年だったウェルベックが、当時ユナイテッドに所属していたFWルート・ファン・ニステルローイに“マルセイユルーレット”のレクチャーを受けている映像が残っている。
ベッカムにとっても、ウェルベックは幼い頃から知っているかわいい後輩であったに違いない。そんな彼の悲しみのコメントと、イングランド代表ロイ・ホジソン監督の発言内容をご紹介しよう。
デイヴィッド・ベッカム(元マンチェスター・ユナイテッド)
「ウェルベックは8歳からユナイテッドにいた。彼の心はマンチェスターにあったんだ。
彼はマンチェスター・ユナイテッドを離れることを絶対に悲しんでいると僕は確信している。アーセナルはとても素晴らしく、若いイングランド人選手を手に入れた。
しかし、一人のマンチェスター・ユナイテッドファンとして彼が去るのを見るのは間違いなく悲しいことだね」
ロイ・ホジソン(イングランド代表監督)
「(移籍市場最終日)最大のボーナスは、ダニー・ウェルベックにあった。
もしあなたがあれだけの才能を持っている選手で、ユナイテッドで各コンペティションを戦おうとすれば、満足な出場機会をいつも得られるわけではないだろう。
彼は先発出場でき、出場機会を得ることができる可能性が高いチームへと行くんだ。だから、ダニーのことを考えると私は喜ばしい。アーセナルは良い選手と契約したと私は思うよ。
私の仕事は、私が選出したチームと選手とともにある。各クラブが選手に対してすることについては、どんな提案もしたいとは思わない。
しかし、特にチャンピオンズリーグのようなレベルでより多くの選手がプレー時間を増やし、より経験を積めば、代表レベルで指揮を振るう私にとって素晴らしいということは否定することができない」