ジョージ・ベストやブライアン・ロブソン、エリック・カントナやデイヴィッド・ベッカム、そしてクリスティアーノ・ロナウドといったクラブのレジェンドたちが背負ってきたそんな背番号は、このクラブにとって特別な番号である。
アントニオ・バレンシアが返却して以来、およそ1年間にわたって欠番となっていたこの背番号。その後継者は、アンヘル・ディ・マリアだった。
Manager Louis van Gaal said new @ManUtd No7 Angel di Maria fits into club's philosophy - http://t.co/8NY6C6XYZM pic.twitter.com/vLpIbxFvio
— FIFA.com (@FIFAcom) 2014, 8月 28
英国史上最高額の5970万ポンド(およそ102億円)の移籍金でユナイテッドへ移籍したと言われるディ・マリア。ディ・マリアは背番号7の偉大さについてレアル・マドリー時代の同僚クリスティアーノ・ロナウドから説明を受けたことを明かしており、伝統ある番号を身にまとってプレーすることに希望を持っているという。
歴史的とも言えるかもしれないそんなニュースをクラブはどう伝えたのだろうか。その第一報の通達手段がなかなかシャレていた。
BREAKING: Angel Di Maria will wear the no.7 shirt at #mufc. https://t.co/kz6nr4lDp3
— Manchester United (@ManUtd) 2014, 8月 28
ユナイテッドのシャツに背番号7とDI MARIAの名前がプリントされていく加工過程を映像で紹介!文字情報だけで淡々と伝えないあたりに、クラブとしての“特別感”のようなものを感じてしまう。
なお、ユナイテッドの公式Twitterアカウントはこの出来事について"Breaking(速報)"という見出しをつけている。これはどちらかというとメディアで見られる手法であり、クラブチームが頻繁に使っているものではない。