スイス下部リーグの試合でとんだ災難にあったGKがいたようだ。『theguardian』などのメディアが伝えている。

被害にあったのはFCムーリのベテラン守護神レト・フェルダー(34歳)。なんでも、アウェイでのバデン戦の最中にウォーターボトルのなかに排尿されていたのだとか・・・

「まだ気持ちが悪い」と語るフェルダーはその行為に及んだ相手サポーター(たち?)に対し法的措置を取る構えも見せているそう。

「一口飲んで温かいなと気付いたが、太陽のせいだと思った。でも二口目で何かおかしいと分かった。尿を飲むだなんて考えただけでも耐えられない」

『Blick』によれば、バデンサポーターたちはフェルダーが見ていない時にボールボーイにボトルを持ってこさせたという。そしてすぐにボトルを空にした後、尿でいっぱいにしたとか…。 その後、フェルダーがそれを口にするとサポーターたちは大騒ぎ。「お前は感染した!お前はエイズだ」との声も飛んだそうだ。 

(※尿にはエイズを引き起こすHIVウイルスは他人に感染させるだけの量が分泌されず、感染の可能性はないそう)

対戦相手バデンの会長はこの事件を聞いてぞっとしたと語ったそうだが、事件についてコメントする前に監視カメラの映像を見たいとしているとのこと。 ただ内部調査を始めることは約束し、「そのようなことが本当に行われていたなら、フェアプレーへの重大な裏切りだ」と述べたという。

また、スイスサッカー協会のスポークスマンは事件についてこのように話しているそう。

「我々はこの事件を非常に真剣に考えている。バデンが下す決定を見定めるために待っているところだ。現時点で我々ができることはあまり多くない。だが、クラブか選手は法廷に行くことも可能だ」

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