9月25日、『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、マルセイユに所属しているフランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックの獲得を目指している」と報じた。
アンドレ=ピエール・ジニャックは1985年生まれの28歳。ロリアンの下部組織からトップチームに昇格し、リーグ・アンに昇格したシーズンにブレイクを果たしたストライカー。2007年にはトゥールーズに移籍し、堅守速攻の戦術の中でエースとして得点を量産し、2010年にマルセイユへとステップアップした。
ディディエ・デシャン政権下では全く重用されない苦しい時期も過ごしたものの、トゥールーズ時代の恩師であるエリ・ボウ監督の指揮の下で復活を果たし、今季は開幕から7試合で8ゴールと圧倒的な結果を残している。
ただし、マルセイユとの契約は来年6月に切れることになっており、現在のところ財政的に恵まれていないクラブとの条件面の交渉がうまく行っていないと報じられている。
ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は今夏のマーケット終盤でFWとDFを一人ずつ獲りたいと話していたが、結局その希望は叶っておらず、冬に何らかの動きを見せるのではないかと推測されている。
また、一方のDFについては、24日に『Il CorrierediBergamo』が「ユヴェントスがアタランタのイタリアU-21代表DFダビデ・ザッパコスタをチェックしている」と報じており、『Sportmediaset』は「ユヴェントスはACミランのイタリア代表DFイニャーツィオ・アバーテ、ベンフィカのブラジル代表DFルイゾンを獲得しようと考えている」と伝えている。