9月24日、イタリア・セリエAの公式サイトは、今夏急性白血病に侵された兄に骨髄を提供したギリシャ代表DFヴァゲリス・モラスのインタビューを掲載した。

先日行われたワールドカップにもギリシャ代表の一員として参加したモラス。その後FC東京に入団するという話もあったものの、エラス・ヴェローナとの契約を延長することを選択。そして大会が終わった後の8月にオーストラリアに渡り、病院で兄に骨髄を移植するための手術を受けた。

これらの出来事に対して、モラスは「何の問題もないことさ」と話し、誰もがそれを学ぶ必要があると主張した。


ヴァゲリス・モラス

「試験が行われた時、僕は兄との互換性があることは既に理解していた。そう感じていたんだよ。

医者は、シーズンの終了、そしてワールドカップでプレーする時間を与えてくれた。そして、ブラジルから病院があるオーストラリアへと直接飛んだよ。基本的には休まずにね。僕は5時間の間機械に繋がれて幹細胞を取り出された。そして、15分でそれは兄に注入された。

ドナーになることは何の問題もないことさ。誰もがそれを学習する必要があると思うよ。皆が気づくべきだよ。命を救うのはどれだけ簡単なことなのか、をね」


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