9月30日、カーボヴェルデ代表監督を務めているルイ・アグアス氏は、10月11日、および15日に行うモザンビーク戦に向けたメンバー21名を発表した。
ここまでニジェール、ザンビアを相手に2連勝と好調を続けているカーボヴェルデ。小国ながらもFIFAランキングで日本を上回る41位につけており、一時は27位まで上がったことでも知られている。
国内リーグが整備されていないためにほとんどを海外の選手に頼っているものの、近年はオランダやポルトガル、フランスリーグでちゃんとプレーできている選手でも落ちてしまうほどに層が厚くなってきた。今回はディジョンのジュリオ・タヴァレス、ボアヴィスタのブリト、ドルトレヒトのジョジマール・リマも落選。前回大会で活躍したプラティニ、ステーニオ・サントスも呼ばれていない。
GKはポルトガルでプレーする若手ケヴィン・ソウザ、ティエリ・グラサの二人を呼んでフレッシュなメンツとなり、ディフェンスにはジェフリー・フォルテスをオランダから国籍を変更させて加えた。前線は皆欧州かメキシコの一流どころに所属しており、かなり質も高い。
グループ内で最も力が劣ると思われるモザンビークに2連勝するようなことがあれば、早くも本大会出場を決めることになる。僅か人口50万人の国の快進撃は続くのか? 注目である。
GK:
ヴォジーニャ(プログレッソ・サンビザンガ/ANG)
ケヴィン・ソウザ(ナシオナウ/POR)
ティエリ・グラサ(ベンフィカB/POR)
DF:
カルリトス(AELリマソール/CYP)
ヴァレラ(ステアウア・ブカレスト/ROM)
ジェジェ(マリティモ/POR)
ジェフリー・フォルテス(ドルトレヒト/NED)
ニヴァウド(テプリツェ/CZE)
ペックス(ジウ・ヴィセンテ/POR)
ストピラ(ヴィデオトン/HUN)
MF:
ババンコ(エストリウ/POR)
カル(プログレッソ・サンビザンガ/ANG)
クカ(エストリウ/POR)
ヌーノ・ローシャ(ウニベルシタテア・クライオーヴァ/ROM)
シタ(リボロ/ANG)
FW:
ジャニーニ(サントス・ラグーナ/MEX)
ガリー・メンデス・ロドリゲス(エルチェ/ESP)
エウドン(スポルティング・リスボン/POR)
オダイル・フォルテス(スタッド・ランス/FRA)
ライアン・メンデス・ダ・グラサ(リール/FRA)
ゼ・ルイス(ブラガ/POR)