フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、かつてのエースを呼び戻すことになるかもしれない。

『Football ITALIA』が、元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥのフィオレンティーナ復帰の可能性を伝えている。

かつて、パルマで中田英寿とともにプレーしたムトゥ。その活躍が認められ2003年にチェルシーへと移籍したが、ドーピング検査でコカインの陽性反応が検出され、長期の出場停止処分を受けていた。

そんなムトゥがキャリアの中で最も試合に出場したのがフィオレンティーナである。パルマ時代の指揮官、チェーザレ・プランデッリが率いる“ヴィオラ”でアルベルト・ジラルディーノと縦関係の2トップを組み、2008-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではチームの決勝トーナメント進出に貢献した。

そんなムトゥは、母国のペトロルル・プロイェシュティでプレーしている。もうじき36歳となるムトゥだがそのスキルは維持されたままで、今年8月には豪快なミドルシュートを突き刺しQolyでもニュースとしてお伝えしていた

フィオレンティーナは現在ストライカーのマリオ・ゴメスとジュゼッペ・ロッシが負傷中。そのためモンテッラ監督は前線のオプションとしてムトゥの獲得を考慮しているという。

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