10月7日、『MARCA』は「レアル・マドリーのスペイン代表GKイケル・カシージャスは、クラブを離れるという気持ちを抱いたこともあったと話した」と報じた。
モウリーニョ体制時からディエゴ・ロペスとの併用という形で出番を減らし、一時期はスペイン代表のレギュラーでありながらクラブではベンチ、という状況にもなったカシージャス。今夏はそのためアーセナルに移籍するのでは? とも言われていた。
記事によれば、イケル・カシージャスは『Canal+』のインタビューに答え、今夏はやはりわずかにチームを離れるという意識も持ったと明かしたが、結局他のクラブと合意に至ることはなかったと話した。
イケル・カシージャス
「僕は退団することを考えた。誰とも揉め事を起こしたくはなかったが、悩んでいた。望んでいるのはレアル・マドリーが勝利することだけ。33才にもなれば、どうするべきかということを考えるものだ。僕は戦いたい。燃え尽きた状態から復活し、成功を収めるためにね。
(他のクラブは?)
アーセナルからはオファーについての多くの話し合いがあった。しかし、結論に至ったものは何もなかった。僕はレアル・マドリーに残りたいし、戦い続けたいし、ここでキャリアを終えたい。
ただ、現役を退く前には海外で経験を伝えたい。それはレアル・マドリーの価値を高めることに繋がるだろうからね」