10月10日、『MARCA』『AS』など各メディアは「必要なコーチングライセンスを所有せずにレアル・マドリー・カスティージャの指揮を執ったとして訴えられているジネディーヌ・ジダン氏に対し、3か月の活動禁止処分が提案されている」と報じた。
今季レアル・マドリーのBチームにあたるカスティージャのアシスタントコーチに就任したジネディーヌ・ジダン氏。しかし先日指導の状況やクラブ、ジダン氏自身のサイトなどを証拠に、実質的にはヘッドコーチの役割をしているとして、全国指導者協会から訴えを起こされていた。
さらに調査の結果、名目上のヘッドコーチであるサンティアゴ・サンチェス氏よりもアシスタントコーチであるジネディーヌ・ジダン氏の方が給与が高いことも判明し、これらも一つの証拠として提示されている。
規約上では最大6か月の活動停止という罰則を科せられる可能性があると言われていたが、記事によれば今回は3か月という期間が提示されたとのことである。なお、名目上のヘッドコーチであるサンティアゴ・サンチェス氏にも同じ罰則が適用される。
ただ、これはまだスペインサッカー連盟の委員会で確定されていないものであり、さらに確定されたとしても上訴委員会に持ち込むことが可能で、加えてそこで却下されてもスポーツ行政裁判所(CAS)に訴えることが可能であるため、現在のところは何も決まってはいない。