フランス代表の中心選手として活躍した“マエストロ”が、母国を率いる日はやって来るのだろうか。

英国『Mail Online』が、ジネディーヌ・ジダン氏が将来的にフランス代表監督の就任に興味を示していると伝えている。

ジネディーヌ・ジダンは1972年生まれの42歳。もはや説明不要のスーパースターであり、1990年代後半から2000年代前半にかけて世界最強を誇ったフランス代表の絶対的な司令塔である。2002年にはレアル・マドリーに9度目の欧州制覇をもたらし、昨年はカルロ・アンチェロッティ監督の下、コーチとしてマドリーの10度目のUCL優勝に貢献した。

そんなジダン氏は、今シーズンからレアル・マドリーのBチームにあたるカスティージャの監督に就任していた

ジダン氏にとって監督業は今回が初めての就任だが、開幕後1勝3敗となかなか結果が出ていない。カスティージャは昨シーズン2部に相当するセグンダ・ディビシオンで20位につけ降格し、今シーズンから3部相当のセグンダBに所属しているのだが、開幕直後にして早速そこでも降格圏を彷徨っているのだ。

そんな苦しい監督キャリアのスタートを切ったジダン氏だが、掲げる理想は高い。

かつて数々の栄光を飾ったフランス代表チームの指揮にも興味があるようで、同紙によれば「私は野心的だ。かつては代表チームのこのシャツに袖を通し、今はそれとは異なる立場(監督の世界)にいる。それ(代表チームを率いること)は選択肢の一つだ」と話しているという。

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