なでしこジャパンのDF熊谷紗希(34)が古巣クラブから熱烈な歓迎を受けた。

20日に行われたUEFA女子チャンピオンズリーグで、熊谷が所属するローマ(イタリア)はリヨン(フランス)と対戦。結果は1-4で完敗となったが、試合後に素敵な場面があった。

対戦相手であるリヨンの選手たちが2列に並び、熊谷を熱烈に歓迎したのだ。

熊谷にとってリヨンは8シーズンを過ごした古巣。

在籍期間中に5度の女子チャンピオンズリーグ制覇、7度のリーグ優勝を成し遂げている。

リヨンは1週間前にもローマとイタリアの地で対戦していたが、ホームで行われるこの試合で改めて彼女を称える場を設けたようだ。

3年ぶりに凱旋し、リヨンで出場した試合数「240」が入ったユニフォームを受け取った熊谷。

4,000人以上の観客から温かい拍手を浴びたが、「サキ、愛してる!」といったメッセージを掲げるファンもいた。

かつてのチームメイトと熱い抱擁をかわしていた熊谷は、自身のInstagramに以下のように感激を綴っている。

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「昨夜は本当に幸せでした。もちろん試合の結果は期待していたものではありませんでしたが、オリンピック・リヨンのクラブと元チームメイトに心から感謝します。リヨンで過ごした時間は私にとって宝物です。リヨンが私の故郷だと感じました。本当にありがとう」

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