10月11日、『Defensacentral』は「ユヴェントスに所属しているチリ代表MFアルトゥロ・ビダルの代理人が、レアル・マドリーとの接触を行っている」と報じた。
昨季の活躍から今夏去就に大きな注目が集まったアルトゥロ・ビダル。当初はマンチェスター・ユナイテッドに移籍する可能性が高いと言われ、メディカルチェックも終了したとか、既に合意は形成されているとか、様々な報道が為されていたものの、最終的にはユヴェントスに残っている。
だがこのところ彼の周辺は再び騒がしくなってきている。先日行われたローマ戦を前にナイトクラブでの暴力事件にかかわったことが明らかとなり、さらに練習に遅刻したことで1300万円以上の罰金を科されており、アッレグリ監督からも態度の改善を求められているという報道もある。
また、マンチェスター・ユナイテッドも彼に対する興味を失っていないとのことで、接触を続けていると言われている。
さらに、ビダルは先日行われたペルー戦で膝の状態を悪化させており、既に代表チームからは離脱。ユヴェントスでも今後試合の出場がどのようになるかは不透明だ。
そして今回チリ側のメディアで報じられたところによれば、代理人を務めているフェルナンド・フェリチェヴィッチ氏がレアル・マドリーと接触し、1月の移籍マーケットに向けた何らかの交渉を行ったという。
フェルナンド・フェリチェヴィッチ氏は夏にもチリのメディアに対して多くの情報を流していたような傾向が見られたため、今回も真偽のほどは分からないものの、ユヴェントスでのビダルの立場が不安定になってきているのは確かである。