10月のインターナショナルマッチウィークも14日をもって終了する。欧州では2016年欧州選手権が各地で行われ、オランダがアイスランドに敗れるなど波乱が続いている。

そんな中、グループBは第3節が行われ、ボスニア・ヘルツェゴビナがホームにベルギーを迎えて対戦した。先発メンバーは以下の通り。

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

GK:ベゴヴィッチ
DF:ムイジャ、ハジッチ、シュニッチ、ルリッチ
MF:ベシッチ、ピャニッチ、メジュニャニン、スシッチ
FW:イビシェヴィッチ、ジェコ

ベルギー代表

GK:クルトワ
DF:アルデルヴァイレルト、ロンバールツ、コンパニ、ヴェルトンゲン
MF:デフール、ナインゴラン、アザール、デ・ブライネ
FW:ルカク、オリギ

ともに2014年W杯に出場し、欧州でも活躍するタレントを擁する両チーム。試合はエディン・ジェコのゴールでボスニア・ヘルツェゴビナが先制するも、W杯後に先発メンバーに定着位しつつあるベルギーのラジャ・ナインゴランが同点弾を沈め、1-1。痛み分けという結果になった。

そんなこの試合を終え、ボスニア・ヘルツェゴビナの現状がちょっと心配な感じになっている。第3節を終えた段階でのグループBの順位表はこうなっている。

なんと、3試合を消化し1分2敗と勝ち星がなく、6チーム中5位に沈んでいるのだ。W杯予選では10試合で30得点とゴールを量産していたあのボスニアを知る身としては、なんだか切なくなる現状である・・・。

中でも気になるのは「ホームで勝てていない」ことだ。ボスニアはこれまで3試合のうち2試合をホームで戦っているが、初戦のキプロス戦を1-2と落とし、今回のベルギー戦を1-1と分けている。2連勝を飾っているイスラエルとはまだ2試合を残しており、予選開幕後早々にして負けられない試合が続くことになりそうだ。

ボスニア・ヘルツェゴビナは来月16日、アウェイでイスラエルと対戦する。

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