ボスニア・ヘルツェゴビナのディフェンスリーダーが、自身の決意を改めたようだ。

『ESPN』は、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFエミール・スパヒッチが代表引退を撤回したと伝えた。

スパヒッチは1980年生まれの34歳。洞察力が鋭くインターセプトとカバーリングが武器のセンターバックで、現在はレヴァークーゼンに所属している。

そんなスパヒッチは2014年ブラジルW杯をキャプテンとして出場していた。チームはグループステージで敗退したが、持ち前の統率力でチームを引っ張り同国史上初となる国際大会に確かにその名を刻んだ。

その後、スパヒッチは代表チームからの引退を表明。先月行われた2016年欧州選手権予選キプロス戦ではエディン・ジェコがキャプテンを務めていたが、ホームでまさかの敗戦を喫していた。そしてこの度、10月に行われる欧州選手権予選を前に引退の意思を撤回し、代表メンバーに招集された形だ。

今回のスパヒッチの決断について、ボスニアヘルツェゴビナ代表のサフェト・スシッチ監督は「エミールは先週(記事の配信日は9月23日)、代表チームに復帰したいと私に話してきた。そうでもなければ、彼を招集しないよ。私は彼を強制したりはしないし、生活を難しくさせるようなことはしない」と話している。

欧州選手権予選の初戦を落としたチームは、この後ウェールズやベルギーといった難敵を迎える。予選が開幕してまもなく正念場が訪れようとしているチームを、スパヒッチは救うことができるだろうか。