現地時間14日、2015年に開催されるU-21欧州選手権の出場権をかけたプレーオフ2ndレグが欧州各地で行われた。
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@DFB_Junioren striker @KeVolland is challenged by Ukraine's Serhiy Bolbat #U21EURO pic.twitter.com/bZZSeGSWvJ
— UEFA Under-21 (@UEFAUnder21)
2014, 10月 14
U-21欧州選手権は、2年に1度開催されるアンダー世代の国際大会。大会の名前に「U-21」とつくが1992年1月1日以降に生まれた23歳までの選手が出場可能であり、次回大会はチェコで行われる。
そんなU-21欧州選手権が我々にとっても重要なのは、この大会の上位チームに2016年リオ五輪への出場権が与えられるためだ。つまり、仮に日本代表がリオ五輪への出場権を獲得した際、五輪本戦で対戦する可能性が非常に高いのだ。
U-21欧州選手権の本戦には8チームが参加するが、準決勝に進出した4チームにリオ五輪への出場権が与えられるフォーマットになっている。
そしてこのほど、予選を首位で通過した10チームと2位で勝ち抜けた上位4チームの計14チームが参加したプレーオフの2ndレグが行われ、本戦に出場する7チームが決定している。プレーオフの結果は以下の通り。
【UEFA U-21 European Championship 2015 Play-Offs】
イタリア 3 - 1 スロバキア(4-2 on aggregate)
クロアチア 1 - 2 イングランド(2-4 on aggregate)
ドイツ 2 - 0 ウクライナ(5-0 on aggregate)
ポルトガル 5 - 4 オランダ(7-4 on aggregate)
スペイン 1 - 2 セルビア(1-2 on aggregate)
アイスランド 1 - 1 デンマーク(Denmark win on away goal)
スウェーデン 4 - 1 フランス(4-3 on aggregate)
※太字が勝ち抜けチーム
ディフェンディングチャンピオンであり目下35戦無敗をキープしていたスペインはホームでセルビアと対戦したが、セルビアに2得点を許し敗退が決定している。
ロンドン五輪での雪辱を誓う無敵艦隊であったが、イスコやイケル・ムニアイン、デウロフェウといった若き才能が揃う世代もその夢を叶えることはできなかった。
なお、上記の7チームに開催国であるチェコを加えた8チームが本戦に進出する。