経済誌『フォーブス』は7日、毎年恒例となっている「ブランド価値の高いスポーツチーム」トップ10を発表した。
『フォーブス』によるランキングはいくつかあるが、10月に発表されているのはブランドとしての価値を評価したもの。2014年のトップに輝いたのは、「マー君」こと田中将大やイチロー、黒田博樹が現在所属しているMLBのニューヨーク・ヤンキース。2012年以来の返り咲きとなる。
昨年首位だったレアル・マドリーはCLで優勝したこともあって3400万ドル(およそ36億円)価値を高めたが、“連覇”はならず2位。3位には昨年4位のバルセロナが入った。以下はトップ10のランキングと評価額。
1.ニューヨーク・ヤンキース
5.21億ドル(およそ554億円、2013年:4.43億ドル)
2.レアル・マドリー
4.84億ドル(およそ515億円、2013年:4.5億ドル)
3.バルセロナ
4.38億ドル(およそ466億円、2013年:3.61億ドル)
4.ダラス・カウボーイズ
4.04億ドル(およそ430億円、2013年:2.73億ドル)
5.マンチェスター・ユナイテッド
3.99億ドル(およそ424億円、2013年:4.33億ドル)
6.ニューイングランド・ペイトリオッツ
3.51億ドル(およそ373億円、2013年:2.23億ドル)
7.バイエルン・ミュンヘン
2.87億ドル(およそ305億円、2013年:2.03億ドル)
8.ロサンゼルス・ドジャース
2.79億ドル(およそ297億円、2013年:2.25億ドル)
9.ボストン・レッドソックス
2.60億ドル(およそ276億円、2013年:2.37億ドル)
10.ロサンゼルス・レイカーズ
2.54億ドル(およそ270億円、2013年:1.45億ドル)
サッカー界からは最多の4チームがランクインしたが、その中でもブランド価値を落としているのがイングランドの雄、マンチェスター・ユナイテッド。
2011年と2012年が2位、昨年も3位に入っていたが、ファーガソン体制の終焉、その後の低迷によりクラブに対するイメージは低下。プレミアリーグのチームで唯一トップ10入りしたものの5位へと順位を下げている。