『Tehran Times』は「イラン実業界の大物であるホセイン・ヘダヤティ氏は、リーガ・エスパニョーラのヘタフェを買収するための交渉を進めている」と報じた。

ホセイン・ヘダヤティ氏は鉄鋼業界で一財を成したイランの富豪であり、純資産は2億5000万ドル以上であると言われている。サッカー界への投資にも積極的であり、スティール・アジンFCを所有し、ペルセポリスにも経営参加。イランのアブラモヴィッチとも言われる存在である。

ヘタフェには以前UAEに本拠地を置くエミレーツ・ロイヤル・グループへの買収もうわさされたことがあり、現在のオーナーであるアンヘル・トーレス氏がそれらの交渉を拒否していないことも事実である。

ヘダヤティ氏は取材に対して「既に合意があり、早く契約が締結されることを期待している」と話しているとのことだ。


ホセイン・ヘダヤティ

「彼らはマドリーにある4つの一流クラブのうち3番手だ。彼らはリーグの中位におり、良いアカデミーを持っていて、自前の選手を養成しようとしている。それはプラスになるものだ。

私はスペインサッカー界に参加したい。それらの試合と、内包している前向きなエネルギーを愛しているからだ。マドリードと祖国、そこにいる人々のために、何かをやりたい。

私は11月にアドバイザーを伴ってスペインを訪れる予定だ。ヘタフェのCEOがイランに来て、そしてトーレス会長がそれに電子メールで合意の意向を伝えてきた。

私がスペインに訪れた時、我々は直接向かい合って話しあうだろう」


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