10月27日、アメリカ・メジャーリーグサッカーのチバスUSAは公式サイトでクラブの運営を終了することを発表した。

チバスUSAは2004年にメキシコ人実業家のホルヘ・ベルガラ氏によってロサンゼルスに創設されたクラブで、移民や中米との関係が深いという強みがあったものの、経営は厳しい状況が続いていた。

そして先日から今季限りでクラブのフランチャイズ権を終了させるという報道が流れており、今回それが正式に決定した形となる。


ネルソン・ロドリゲス チバスUSA会長

「親愛なるファンとパートナーへ。

今週後半に、メジャーリーグサッカーは、新たな所有者グループがロサンゼルスで第2のサッカークラブを運営する権利を得たという発表を行う予定である。独自のアイデンティティを持つクラブを開発し、市場に投入することを可能にするため、リーグは即座にチバスUSAの運営を中止することを決定した。

新しいクラブが包括的なものになり、ロサンゼルスのサッカー専用スタジアムから得られる利益を受けることは約束できる。このニュースは我々の忠実なファンと熱心に支援してくれたパートナーにとっては苦々しいものであることは明らかだ。

過去10年の間、チバスUSAに関わってくれた全ての人が献身的に、まじめに働いた。スタッフ、選手、そしてコーチは、誰もが示してくれたものと同じ、赤と白の誇りと名誉を守ってきてくれた。皆無条件にサポートしてくれた。それに応えるため、毎日ベストを尽くしてきた。

どんなチーム、どんな競技とも同じように、想像できないような辛さに苦しみ、すさまじい喜びの瞬間を経験してきた。時に容赦の無い批判も受けた。

しかし、エリック・トーレスのゴラッソを、クラウディオ・スアレスのタックルを、ブラッド・グザンやダン・ケネディのスーパーセーブを見るたびに幸せを感じた。

歴史は、チバスUSAに多くの語るべきものを与えてくれた。しかし、ひとつ言えるのは、あらゆる事においての正論――どんな日でも、陽はまた昇る。我々の力は、高貴で誇りあるファンの不屈の精神によって支えられていた。

あなたと、そしてチバスUSAと共に歩めたことは、自分にとって名誉だった。ありがとう」