エボラ出血熱の流行にともない、FIFAが新たなガイドラインを策定している。

西アフリカを中心に猛威をふるうウイルス性感染症、エボラ出血熱。世界中で1万人もの感染者が確認されており、死者の数は5000人にもおよぶと言われている。サッカーの世界でも様々な弊害が生じており、12月にモロッコで開催予定のクラブワールドカップもその安全性が懸念されている

そんなエボラ出血熱に関して、世界のサッカー界を束ねる最高機関が様々な行為を支持あるいは推奨している。FIFAはこの声明の中で、リベリアやシエラレオネ、ギニアといった危険度の高い地域で国際試合を戦い帰国した選手にはクラブが健康診断を行うべきだと忠告している。試合会場だけではなく対戦相手の場合も同じであるという。

FIFAは世界保健機関(WHO)と協力し、今後も然るべき対策をとるという。209もの国や地域が加盟するFIFAだからこそ、毅然とした対策が求められる。

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