現地時間29日、DFBポカール2回戦が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでハンブルガーSVと対戦した。

先週末行われた首位攻防戦ボルシアMG戦を0-0で引き分けた王者バイエルン。カップ戦といえど相手は同じブンデスリーガに属する強豪ということあって、この日はシャビ・アロンソやロベルト・レヴァンドフスキ、フィリップ・ラームといった主力を先発起用した。

そんなこの試合でバイエルンのゴールマウスを守ったのが絶対的守護神マヌエル・ノイアーだ。 先週末のボルシアMG戦でも鉄壁のごとく相手シュートを防ぎまくり存在感を発揮したが、この日も別の意味で“らしさ"を見せた。

51分、ペナルティアーク周辺にきたボールに触れるノイアー。すでにこの時点でなかなかリスキーなポジション取りをしている。

そして次の瞬間、相手選手が自分の前にいないことを確認すると果敢にオーバーラップに挑戦し、ゴールラインとハーフウェーラインの中間地点ほどの位置までボールを持ち運んでしまった。シャルケ時代の同僚MFルイス・ホルトビのプレッシングに少し焦ったノイアーだったが、なんとかジェローム・ボアテングにボールをつなげている。

なお、今シーズンからバイエルンにはシャビ・アロンソが加入しており、最終ラインの形状が少し変わっている。バイエルンがボールを持った際、両センターバックが大きく開き、シャビ・アロンソが落ちて3バックのような形になることが多く、そのためこのエリアはノイアーがカバーリングすることになっているようだ。

2014年W杯の時にも、 その圧倒的なカバーリングエリアでヒートマップがものすごいことになっていたノイアー。今後も話題を提供してくれそうである。

なお、試合は1-3でバイエルンが勝利している。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい