11月2日、『Africanfootball』は「イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは、コートジボワール代表Mヤヤ・トゥレの後釜としてFCポルトのメキシコ代表MFエクトル・エレーラの獲得を検討している」と報じた。

マンチェスター・シティで長く活躍を続けてきたヤヤ・トゥレであるが、近年は毎年代理人が退団を匂わせる発言を行うなどの問題を起こしており、さらに今季は怪我を押して出場したワールドカップでの負担が祟りパフォーマンスが上がっていないことから、クラブは彼の後釜となる存在を獲得したいと考えているようだ。

当初はユヴェントスに所属しているフランス代表MFポール・ポグバを考えていたとのことだが、彼は契約を延長したために候補から外れ、現在はFCポルトのメキシコ代表MFエクトル・エレーラに焦点を絞っているとのこと。

エクトル・エレーラは1990年生まれの24歳。2012年のトゥーロン国際ユース大会とロンドン五輪で優勝を果たしたメキシコ代表チームの中心メンバーとして知られる。その後コンフェデレーションズカップ、先日のワールドカップにも出場した。

パチューカで若くして活躍した後、2013年にFCポルトに加入。攻撃に絡む能力に長けたセンスあるセンターハーフであり、今季は存在感を増しこれまでの全試合に出場している。

価格については4200万ユーロ(およそ57億円)が設定されているが、FCポルトとマンチェスター・シティはマンガラ、フェルナンドの取引を行っており、関係は深い。また、エクトル・エレーラの保有権はFCポルトにすべてがあるわけではなく、一部をマグニチュード・スポーツという会社が持っている形となっており、FIFAが第三者の介入を今後禁止する方針を決めていることも後押しとなる可能性がある。


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