11月13日、『Africanfootball』は「ナイジェリア代表チームに招集されたGKヴィンセント・エニェアマに対し、所属クラブのリールは3週間の間監視対象とする方針である」と報じた。

現在西アフリカで猛威をふるっているエボラ出血熱。10月末にナイジェリアでは終息が宣言されたものの、まだリベリアやシエラレオネでは犠牲者が増加しており、予断を許さない状況となっている。

ナイジェリア代表に合流しているエニェアマが感染する可能性はそれほどないとはいえるが、所属しているリールは念のために帰国から3週間の間彼を監視対象にし、体調を管理することを決めたという。


ヴィンセント・エニェアマ

「クラブは、ナイジェリアから戻ってから3週間の間僕をモニターすることになる。誰とも近くに座らないこと、そして握手しないようにね。

しかし、僕はナイジェリアの政府を称賛したい。WHOの承認を得るため、国からエボラ出血熱を撲滅するという大きな事業をやってのけた。

(アフリカネイションズカップの開催が危ぶまれているが?)

そうだな、もし自分ならばトーナメントは延期すると思うね。この状況では難しい。しかし、もし予選を突破したならば、大会でプレーするよ」


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