11月12日、『Daily Mail』は「ルイス・スアレスは、新しい自伝において噛みつき事件による活動禁止処分について話した」と報じた。
ワールドカップでイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの肩に噛みつくという事件を起こし、長期の処分を受けることになったルイス・スアレス。復帰の日にはルイス・エンリケ監督に「グアンタナモから彼を解放した」と言われたという。
ルイス・スアレス
「あれは私のミスだった。3度目だった。自分に起こったことで、格好のターゲットになってしまった。支援を必要としていたんだ。
噛んだことは多くの人々を脅えさせた。しかし、これまで僕が関係した出来事の中では比較的無害なものである。
私はマイク・タイソンのように何も噛み切ってはいない。しかし、だれもそれを気にしはしない。
処分が明けた時、ルイス・エンリケ監督は『ついにグアンタナモから彼を解放した』と話した。誰もが新たに保釈された男を歓迎してくれて、僕は赤面するのを抑えようと必死だった。
(バルセロナとの契約について)
公にならないようにバルセロナと契約を交わすことは非常に困難な作業だった。クラブは僕と契約する権限を持っていたが、個人的な問題があった。3つの車を使い、3つの異なる出口からカンプ・ノウを離れるという計画があった。メディアが警戒していたからね。全てを秘密裏に進めることには慣れていた。
FIFAの活動禁止処分を受けていたために行えなかったものとは別に、あらゆる動きに注目を集めていたために出来なかったことも多くある。
(2013年、ジェラードにアーセナルへの移籍を止められたことについて)
彼は正しかった。残ってくれと言われた。リヴァプールでいいプレーをすれば、バイエルンやマドリー、バルセロナから呼び出しが来るだろう、どこでも十分にやれるとね」