ブラジル1部、コリンチャンスのGKカッシオが素晴らしいアシストを記録した。
かつてPSVにも所属していた27歳の守護神がバイーア戦でみせたプレーがこちら。
相手のフリーキックをキャッチしたカッシオは前線目がけロングパントを放つと、自陣内に留まり飛び出しを狙っていたFWマルコン(17歳!)へピタリ。 65メートル以上はあるロングパス一本でこれ以上ないカウンターが炸裂させゴールを陥れてみせた。(バイーア側の守り方にも問題はありそうだが…)
このゴールで先制したコリンチャンスは一旦同点とされるも終盤にMFレナト・アウグストの得点で勝ち越し2-1で勝利している。
なんでもカッシオとコリンチャンスのGKコーチ、リマはカッシオの弱点がスロー(キック?)にあることを分かっていて、その改善に努めてきたという。その成果が発揮された形となったが、今回のプレーは練習などで用意していたものではないそう。『globo』によれば、カッシオはこう述べている。
「毎日ボールを蹴る練習に取り組んでいる。マルコンはとても速いし、信じていたよ。他の試合でもやろうとしたけどうまくいかなかった。とても嬉しいね。彼にスペースがあるのが見えた。(ボールの)発射には満足だよ」