11月18日、『L'Equipe』は「フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックの移籍に関して違法な取引があったとして、マルセイユの会長であるヴァンサン・ラブルヌ、元会長のパペ・ディウフ、ジャン=クロード・ダシエの3名が逮捕された」と報じた。
フランス代表にも名を連ねているFWアンドレ=ピエール・ジニャックは、2010年にトゥールーズからマルセイユへと移籍。その際には1600万ユーロ(現在のレートでおよそ23億円)の違約金が支払われている。
この際に違法なリベートが関係者に動いている可能性があるとして、当時クラブの財政を担当していたヴァンサン・ラブルヌ氏、会長を務めていたジャン=クロード・デシエ氏、そして2009年まで会長を務めていたパペ・ディウフ氏が捜査の対象となっている。
また、ジニャックの代理人を務めているジャン=クリストフ・カノ氏も捜査の対象となっており、今後移籍の内容について説明が求められる予定となっている。
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