10月21日、『Ghanasoccernet』は「ガーナ代表FWアンドレ・アユーは、現在所属しているマルセイユとの契約延長を拒否した」と報じた。
アンドレ・アユーは1989年生まれの24歳。ガーナ代表でも若いころから中心選手として活躍してきた左利きのアタッカーで、巧みなドリブルや正確なパスに加え、得点力の高さも持ち合わせている。なお、先日ミランへの移籍の噂が出た際に「右ウイング」とも報じられたが、右ではほとんどプレーしない。
彼の契約は2015年6月末で満了を迎えること、そしてマルセイユが財政難に陥っていることから、今夏は移籍するのではないかと噂されたものの、最終的にはチームに残留していた。
フリーで退団させることに消極的なマルセイユは、火曜日にアンドレ・アユーに対して契約延長を申し出たとのこと。しかし、アユー側が希望している年俸4億2000万程度という条件は満たしておらず、特別な何かが起こらない限り交渉を進めるつもりはないのだという。
彼に対してはリヴァプールやハル・シティ、ウェストハム・ユナイテッド、フランスに強いコネクションがあるニューカッスル・ユナイテッドに加え、イタリア・セリエAのナポリが興味を示しているという。なお、ミランについては現在はあまり報じられていない。