ユヴェントスのGM、ジュゼッペ・マロッタはアーセナルにおけるFWルーカス・ポドルスキの状況に注目しているようだ。
ワールドカップ制覇後、チームへの合流が遅れたために出場機会をあまり得られていないポドルスキ。1月の移籍ウィンドウで何らか動きがあると盛んにメディアが報じているが、先日、指揮官のヴェンゲルは29歳のドイツ代表を残留させる意向であることを明かしている。
ポドルスキは土曜日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦でベンチ入りするも出場機会を得られず、『Kicker』で以下のように不満を漏らしている。
「ロンドンは好きだし、クラブも好きだよ。だけど、この状況は好きじゃない。ベンチに座っているだけで契約を全うするようなピエロじゃない」
「アーセナルではゲームの楽しみが自分から取り除かれている。自分は純血のフットボーラーであり、プレーしたい」
「このまま恒常的にプレーできない場合、自分は何かを失い続けている事もわかっているよ」
ユヴェントスがポドルスキに関心があるのは明白だ。8月にはマロッタが獲得に乗り出し、サインを試みたものの、アーセナルはユヴェントス側のローン移籍の提案を拒否している。当時のアーセナルのスタンスは1500万ユーロ(およそ22億円)の移籍金が提示された時のみ売却可能というものだったが、復帰してからもベンチを温める日々が続いている。
マロッタは1月に再挑戦するようだが、『calciomercato.it』などの情報によれば、放出を検討しているセバスティアン・ジョヴィンコの去就次第であり、ユヴェントスの基本線はローンでの獲得のようだ。
なお、アーセナルとポドルスキの契約は2016年の6月までとなっている。
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