『L'Equipe』は「ニューヨーク・レッドブルズに所属している元フランス代表FWティエリ・アンリは、アーセナルがチャンピオンズリーグに勝利するのを助けたいと話した」と報じた。
かつてアーセナルで長く活躍し、2007年にバルセロナへと去ったティエリ・アンリ。2010年からはアメリカ・メジャーリーグサッカーのニューヨーク・レッドブルズでプレーしている。今季限りで契約が切れるため、そのあとの去就に注目が集まっている。
先日はアーセナルのヴェンゲル監督がアンリに仕事を用意していると話したことから、古巣にスタッフとして戻るのではないかと噂されていたが、アンリはそれを否定。いつか指導者になることだけしか決まっていないと話した。
ティエリ・アンリ
「アーセナルは僕のクラブだ。あそこを離れた時には、自分の一部が死んでしまったかのようだった。子供の頃にもなかったほど泣いたよ。
僕はアーセナルに戻るというような、何らかの決断はしていないよ。推測にすぎない。現在は『サッカーの世界に残り、コーチか、コンサルタントか、幹部をする。様子を見よう』ということしかないよ。
もう一つ言えるのは、僕はアーセナルがチャンピオンズリーグに勝つところを見てみたいということだ。それが近いのか、あるいは遠いのかは、僕にはわからない。しかしその役に立ちたいと思っている。
なぜなら、あれは僕のクラブだから。そして選手としてはアーセナルにチャンピオンズリーグをもたらすことが出来ていないからね」