スペインサッカー連盟『RFEF』がこんなツイートを投稿している。

緑のユニフォームを着た2人の少年が足で合体するアクロバティックな技…。そう、これは大人気アニメ『キャプテン翼』で登場する「スカイラブハリケーン」に他ならない!

もはや説明するまでもないが、「スカイラブハリケーン」は花輪サッカー少年団に所属する双子選手、立花政夫と和夫が編み出した技。発射台となる一方の選手が仰向けとなり足を差し出し、もう一方の選手がその足をトランポリンのように使用し、驚異的な跳躍力を生み出すという秘伝の技だ。足への負担から1試合1度と制限されている。

そんなアクロバティック技の代名詞とも言える「スカイラブハリケーン」を、なぜスペインサッカー連盟は唐突にツイートしたのだろうか?キャプションにはこのように綴られている。

¿Crees que sería legal en un partido real? ¡Responde!

「これって実際の試合ではファールになるの?教えて!」

ま、まさかの疑問形!

そう、スペイン連盟は突如「スカイラブハリケーン」がファールになるかの判断に困り、ユーザーにその意見を求めたのだ。単なる疑問なのかユーザーとのコミュニケーションなのかは定かではないが、どうやらそれらしきツイートは過去1ヵ月にはない。新たな試みだろうか?

ちなみに、キャプテン翼はスペインでは『Oliver y Benji』というタイトルで放送されている。Oliverは大空翼、Benjiは若林源三のこと。

なお、イタリア『Gazzetta dello Sport』ではフアン・イトゥルベ、マノーロ・ガッビアディーニ、マッティア・ペリンによって「スカイラブハリケーン」が再現されている(加工あり)。

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