スポルティング・リスボンとのUEFAチャンピオンズリーググループステージ第6節に勝利し、無敗のまま決勝ラウンド進出を決めたチェルシー。その強さはプレミアリーグだけではなく、欧州最高峰の舞台でも健在だ。

その盤石な戦いぶりもさながら、グループステージでチェルシーがあげた17得点は参加32チーム中最多のものである。ディフェンディングチャンピオンで6連勝を記録したレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンでさえ16であることから、その数字がいかに際立っているかが分かる。

苦心するプレミア勢の中でもとりわけ好調のチェルシーは、今シーズンどこまで進むのだろうか。モウリーニョ監督にある「2年目の強さ」は未だ生き続けており、その勢いは優勝してもおかしくないレベルにある。

いよいよグループステージを終了し、16強が残った今シーズンのUCL。スポルティング戦の後、モウリーニョ監督は独特の表現でこれからの展望を『Sky Sport』に述べた。

ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)

「我々は今、優勝することを夢見ることができる。なぜなら、昨年はよくやったし、今年も異次元のレベルでプレーしているからね。

しかし、“サメ”たちが我々にそれをさせるか見てみようじゃないか。この海には何匹かの“サメ”たちがいるよ。

本当のチャンピオンズリーグが今始まった。バルセロナがそこにいて、レアル・マドリーやアトレティコ、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントがいる。

マンチェスター・シティにアーセナル、チェルシー、PSG、みんなここにいるよ。

我々にできることは何だろうか?それは私も分からない。昨シーズン、我々は確かにトップ4のうちの1つではなかった。それでも準決勝を戦ったけどね。今度は我々に何ができるか、一つずつ見てみようじゃないか」

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