“Special One”として確固たる監督像を築くのは、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ。

その実績はもはや説明不要であり、これまでに参加した10度のUEFAチャンピオンズリーグで実に8度も準決勝に到達したという驚異的な実績がその事実を物語る。彼の口から紡ぎ出される発言は人々の注目を集め、英国メディアを賑わせることも少なくない。第2次モウリーニョ政権2年目となる新シーズン、どれだけの成績を残すか今から楽しみである。

そんな“カリスマ”モウリーニョ監督には、あるジンクスがあるという。英国『Independent』によれば、就任して2シーズン目、モウリーニョ監督は1年目より優れた成績を残しているというのだ。具体的な数字を見てみよう。

【ジョゼ・モウリーニョ、各クラブでの就任1年目と2年目で獲得したタイトル比較】

<ポルト時代(2002-03 / 2003-04)>

2002-03シーズン(1年目)

・ポルトガルリーグ(27勝5分2敗, 86pts)
・ポルトガルカップ
・UEFAカップ

2003-04シーズン(2年目)

・ポルトガルリーグ(25勝7分5敗, 82pts)
・ポルトガルスーパーカップ
・UEFAチャンピオンズリーグ


<チェルシー時代(2004-05 / 2005-06)>

2004-05シーズン(1年目)

・プレミアリーグ(29勝8分1敗, 95pts)
・カーリングカップ

2005-06シーズン(2年目)

・プレミアリーグ(29勝4分5敗, 91pts)
・FAコミュニティシールド


<インテル時代(2008-09 / 2009-10)>

2008-09シーズン(1年目)

・セリエA(25勝9分4分, 85pts)
・スーペル・コパ

2009-10シーズン(2年目)

・セリエA(24勝10分4敗, 82pts)
・コパ・イタリア
・UEFAチャンピオンズリーグ

<レアル・マドリー時代(2010-11 / 2011-12)>


2010-11シーズン(1年目)

・コパ・デル・レイ

2011-12シーズン(2年目)

・リーガ・エスパニョーラ(32勝4分2敗, 100pts)


<チェルシー時代(2013-14 / 2014-15)>

2013-14シーズン(1年目)

・無冠

2014-15シーズン(2年目)

・???

チェルシー時代を除き、確かに2年目では多くのタイトルを獲得している。

より正確に言うのであれば1年目よりタイトルの数や質が確実に改善されており、今年就任2シーズン目を迎えるチェルシーに期待が集まっている、というわけだ。

チェルシーのプレミアリーグ開幕戦となるバーンリー戦は、日本時間19日(火)午前4時キックオフ予定。

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