7月31日、『Skysports』は「チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、先日エヴァートンへの移籍が決まったベルギー代表FWロメル・ルカクは態度に問題があったと話した」と報じた。
30日、ロメル・ルカクは2800万ポンド(およそ48億円)という価格で、昨季貸し出されていたエヴァートンに完全移籍した。
一時チェルシーに残るという希望を持っているという報道が出ていたルカクであるが、7月の終わりという時期になって放出という結果になったのは、スタメンの確約を求める態度が問題だったとジョゼ・モウリーニョ監督が話している。
ジョゼ・モウリーニョ チェルシー監督
「ロメル(・ルカク)の移籍という事実の裏にある理由は、我々にとっては明確なものだった。彼のメンタリティ、彼のアプローチ、そして彼はチェルシーでの競争を迎えるにあたって、高いモチベーションを持っていなかった。
彼はチェルシーでプレーしたがっていた。しかし、彼は明確にファーストチョイスになりたがっていた。我々のようなクラブでは、選手にそれを約束するのは非常に難しい。
それが彼の望みを直ちに萎ませた。エヴァートンは重要な提示を持って接近してきた。これは我々、成長を続けたいクラブにとっては現実的な決断だ。
そして、我々は常に規則の下にある。ファイナンシャル・フェアプレー制度は常にチェルシー首脳陣の方針の後ろにあり、規則の中で前向きなインパクトを与えるチャンスを持っている。チェルシーは常にこれらの状況を分析している」