12月10日、『L'Equipe』は「フランス2部にあたるリーグ・ドゥのル・アーヴルで監督を務めていたエリック・モンべールツ氏が辞任し、日本に向かう予定になっている」と報じた。

既にル・アーヴルはエリック・モンベールツ監督から「国際的なプロジェクトに参加するため、契約の解除を求められた」と発表しており、整合性のある報告がされている。

『L'Equipe』によれば、彼はマンチェスター・シティの国際プロジェクトの一環として日本の横浜に向かうだろうとのことであり、この情報が正しければおそらく横浜F・マリノスの可能性が高いと思われる。

エリック・モンベールツ氏は1955年生まれの59歳。プロ選手としては少しだけRCランスでプレーしたくらいで実績はないものの、引退後にパリ・サンジェルマンのリザーブチームで指導者としてのキャリアを開始。

2001年に破産のために降格処分を課せられたトゥールーズの監督に就任し、その後3部、2部と連続でチームを昇格させた。その後はフランスU-18、U-21代表チームの監督を長く務め、2012年12月にル・アーヴルの指揮官に就任していた。

なお、書かれているのはシティのプロジェクトで横浜に来るというだけで、監督になるのかどうかは定かではない。

しかしもし監督になるのであれば、1999年にガンバ大阪を率いたフレデリック・アントネッティ氏以来のフランス人指揮官となる。また、JFLまでカテゴリーを広げれば2008年にFC琉球を率いたジャン=ポール・ラビエ氏が最後である。

マンチェスター・シティは今年5月に横浜F・マリノスに資本参加しており、業務提携している関係にある。先日は新監督の選考でもマンチェスター・シティと連携していくという報道がされており、その一環としてモンベールツ氏が抜擢された可能性が考えられる。

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