いよいよ、本日から開幕するクラブワールドカップ2014、昨年に引き続きモロッコで開催され各大陸の王者が世界チャンピオンをかけて激突する。
サッカーファン以外も注目のこの大会、モロッコってどこよ?と馴染みのない方々も多く観戦するだろう。
モロッコは北アフリカ・地中海沿岸エリアに位置している。そのため、北に位置するスペインのアンダルシア地方、イタリアやフランス、トルコなどの他の地中海エリア、ベルベル料理という元々の土着的文化の3側面が融合した料理スタイルを持ち味としている。代表的なものとして帽子の様な形をした「タジン鍋」や「羊肉」を使った料理が特徴的、今ではユネスコの無形文化遺産にもなっている。
そこで、かつて「 セルジオ越後カレーをレビュー」した代々木の味皇こと編集部Qがモロッコ料理を食べつくす。
1.マッシュポテト at 三尺三寸箸
まず、最初に赴いたのは9月より「地中海フェア」が行われている三尺三寸箸さんのバイキングであった(※後日再訪問した際には終了しておりました)。
何でも地中海エリアではマッシュポテト単体ではなくソースをつけて食べるのが日常で、モロッコ料理代表として塩味のきいたケフタ(モロッコ風ミートボール)が”あんかけ”として用意されていた。トマトソースの赤と比べると色合いが魅力的とは言い難いこの料理、食べてみたら・・・・・・・うまい!!おかわり・・ということで幸先の良いスタートを切った。ちなみに店舗によってはピタピンが用意されていた様だ。
和洋中はじめ世界各国の料理が楽しめる
LINK: 三尺三寸箸のホームページはこちらから
2.クスクス at ビストロひつじや
アフリカ料理でも1,2を争うほど有名なのがクスクスだろう。コメに似た粒状の小麦を主食に肉やスープと一緒に食べる料理である。今では中東、フランスをはじめ世界各国で食べられているという。クスクスを”アフリカのパスタ”と紹介する人も多いが、 そぼろ状になった粒は米でもなくパスタでもない独特のぷちぷち感を持っている。この感覚が好きな人には是非食べていただきたい。
ひつじやではそれ以外にもチュニジアの餃子、シシカバブなどアフリカ料理全般が食べられランチ時は行列店となっている。
クスクス(右)とトマトスープ(左)、スープをすくってクスクスにかけて食べる。いわゆるカレー的な趣だ。
LINK:ひつじやホームページはこちらから