12月18日、『L'Equipe』は「オリンピアコスに所属している元フランス代表DFエリック・アビダルは、19日に行われる記者会見で現役引退を発表する予定である」と報じた。
まだクラブや本人から公式のアナウンスはないものの、オリンピアコスの監督を務めているミチェル氏が『Nova TV』の取材に対して「アビダルは2か月前にクラブを離れる決断を下していた」と話し、現役引退することを認めているとのこと。
エリック・アビダルは1979年生まれの35歳。モナコ、リールでプレーした後、2004年から所属したリヨンで3連覇を経験し、その後バルセロナにステップアップ。世界最高のクラブで大きな役割を担い、活躍を見せた。
しかし2011年に肝臓に腫瘍が見つかり、大きな手術を2度経験。肝移植を受け、長いリハビリを経験し、絶望視されていた選手への復帰にも成功し、モナコ、オリンピアコスでプレーした。
なお、アビダルについてはバルセロナがインターナショナル・エデュケーション部門のディレクターというポストを用意しており、おそらくスペインにスタッフとして戻ることになると示唆されている。