12月21日、『L'Equipe』は「セルビア1部リーグのFKヤゴディナに所属していた元アメリカ代表FWフレディ・アドゥは、契約を解除しクラブを退団した」と報じた。
フレディ・アドゥは1989年生まれの25歳。わずか14歳と10カ月という年齢でアメリカ・メジャーリーグサッカーでプロデビューを果たし、17歳でフル代表に選出されたかつての天才。多くのビッグクラブが彼に注目していたと言われている。
しかし少年時代の大きな期待に応えられず、2007年に契約したベンフィカでは活躍できず、モナコ、ベレネンセス、アリス・サロニカ、リゼスポルをローンで渡り歩き、欧州を離れた。
2012年にフィラデルフィア・ユニオンに加入し一時復活を見せるも、その後移籍したバイーアではまた出場機会を失い退団。今年6月にFKヤゴディナと18か月の契約を結びピッチに戻ったものの、カップ戦での途中出場だけという状況で、リーグ戦では一度もチャンスが与えられていなかった。