「黄金世代」と評された今年のU-20ベトナム代表。10月のU-19アジア選手権では厳しい組み合わせに泣きグループステージ敗退となってしまったが、試合終了間際まで接戦を演じた日本代表との一戦は記憶に新しいところだろう。

この試合で日本はベトナムの高いテクニックに苦しめられたが、なかでも日本のエース、南野拓実(セレッソ大阪)を凌ぐほどのハイパフォーマンスを披露したのがグエン・コン・フオンだ。同チームのキャプテンも務める同選手はその並外れた個人技から“ベトナムのメッシ"と呼ばれており、Jリーグほか各国クラブが獲得に乗り出しているとも伝えられている。

そのコン・フオンがメッシに例えられる才能の片鱗をまたまた魅せてくれたようだ。

HAGL、グエン・コン・フオンの2ゴールでタイの強豪チョンブリーに快勝

タイ遠征中のホアン・アイン・ザライ(HAGL Vリーグ:9位)は24日、タイプレミアリーグのチョンブリーFC(タイプレミア:2位)と強化試合を行った。試合ではエースのグエン・コン・フオンが2ゴールと大暴れ、HAGLが3-0で快勝した。

前半はチョンブリーの守備陣に抑え込まれて0-0で終了。後半に入ると、チョンブリーはトップチームのメンバーを大量に投入し、若いHAGLに襲い掛かる。しかし、HAGLは後半中盤から一気に攻撃のスイッチが入る。

75分にMFグエン・フォン・ホン・ズイが豪快なミドルシュートを決めて先制すると、79分にはカウンターから FW グエン・コン・フオンが追加点。試合終了間際には、敵陣ゴールライン際でロングボールを受けたグエン・コン・フオンが単独でドリブル突破。二人をかわした後、DFに囲まれながらも右足を振り抜き、ゴール右隅にダメ押しの3点目を決めた。

コン・フオンの1点目は1:48から、2点目のスーパーゴールは2:19から

HAGLは、これに先立ち行われたラヨーンFCとの強化試合でも3-2で勝利しており、これでタイ遠征の強化試合2連勝を飾った。なお、HAGLは26日にこの遠征で最後の強化試合をサイアム・ネイビーFC(タイディヴィジョン1:3位)と行なった後、帰国し、来年1月4日に開幕する新シーズンに向けて最終調整を行う方針。

(C) zing, グエン・コン・フオン

記事提供元:「HAGL、グエン・コン・フオンの2ゴールでタイの強豪チョンブリーに快勝@Vietnam Football

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい