昨日、リヴァプールから今夏限りでの退団が正式に発表されたMFスティーヴン・ジェラード。17シーズンにわたりプレーしてきた真のレジェンドは、今回の件に際し何を話したのだろう。リヴァプール公式HPに掲載されたコメントの全文をご紹介する。


スティーヴン・ジェラード(リヴァプール)

「(リヴァプール退団は)自分の人生において最も困難な決断であり、私と家族にとってかなりの時間悩んできたものだった。

私は今発表することしたので、監督やチームメイトは私の未来に関する作り話や憶測に取り乱していないよ。

リヴァプールFCは私たちの生活において長い間とても大きな部分を占めてきたし、さよならを告げるのは困難なものになるだろう。しかし、私の家族とクラブを含めた私に関係するすべての人々にとっての最善策のものだと感じている。

私はプレーを続けるだろう。現時点では私がどこでプレーするかは分からないが、競争的なクラブでプレーすることはないだろうし、したがってリヴァプール相手に戦うことはないということは言える。そのことを考えることは全くできなかった。

私の決断は、完全に私のキャリアや人生で得てきたものとは異なる経験したいという希望によるものだ。そして、結果的に引退する時に一切の後悔がないようにしたい。

今回の件を理解してくれたことに関しては、ブレンダン(・ロジャーズ)、オーナーたち、そしてクラブの全ての人に感謝のしようがないし、私は素晴らしい条件で退団することになるだろう。また、私への助けと断続的なサポートに対して私のチームメイトと全てのスタッフに感謝したい。

(リヴァプールは)一部になることのできる特別な場所だ。いつの日にかリヴァプールに復帰し可能な限りチームの助けになることが嘘偽りのない希望であり望みだ。

重要な一つのポイントは、今から今シーズンの最後のゲームの最後のキックオフの時まで、私はこれまでやってきたように完全にチームに尽くすつもりであり、リヴァプールが試合に勝利できるよう手助けをしたい。

私の最後のメッセージは、リヴァプールFCを世界で最も偉大なクラブにしてくれた人々に向けてのものだ。そう、サポーターたちだ。

皆さんの代表になれたことは、一人の選手として、一人のキャプテンとして特別なことだった。その全ての瞬間を私は大切にしてきたし、今シーズンを、そしてリヴァプールでのキャリアをハイな状態で終えることが私の純粋な望みだ」

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