1月5日、リーガ・エスパニョーラのヘタフェCFは「新監督としてキケ・フローレス氏を招へいした」と公式発表した。
昨年3月からヘタフェの監督を務めてきたコズミン・コントラ氏は、今冬中国超級リーグの広州富力からオファーが舞い込んでいると報じられ、その給与は年400万ユーロ(およそ5億8000万円)という高額のものだと言われている。
コントラ氏は「まだサインはしていない」とこれまで話してきたが、後任が決定したということもあって、日曜日に行われたラージョ戦の後に広州富力に移ることを正式に発表した。
そして5日、ヘタフェは公式に記者会見を行い、キケ・フローレス氏が新たな指揮官になることを発表した。
キケ・サンチェス・フローレス氏は1965年生まれの49歳。選手時代はバレンシア、レアル・マドリー、サラゴサでプレーし1997年に現役引退。2004年にヘタフェで監督としてのデビューを飾っており、10年ぶりの復帰となる。
キケ・サンチェス・フローレス
「これは素晴らしい経験である。ここに戻れたことを幸せに思う。ヘタフェは常に自分にとっての故郷であり、それが幸せを感じる理由だ。
このレベルのサッカーにはリスクもあるが、私はラ・リーガに戻ることを熱望していたし、それがヘタフェならばベストだ。自分の最優先事項はヘタフェにある。そして、話が来た時には少しだけしか悩まなかったし、すぐ決めたよ」