MF

10 鄭智(ジェン・ジー)

広州恒大 1980/8/20

34歳のキャプテンは優れた大局観でゲームを作れる不可欠な存在。年齢、ポジション的にも「中国版遠藤」。2004年アジアカップ準優勝メンバーでチャールトン、セルティックへて恒大でACL優勝&2013年AFC年間最優秀選手受賞。2004年はCB、欧州ではトップ下だったが現在はボランチ。

11 蒿俊閔(ハオ・ジュンミン)

山東魯能 1987/3/24

シャルケ04で内田篤人とチームメイトだったウィンガーだがドイツでは出番に恵まれず、中国帰還後も怪我やポジション争いで山東で燻っていた。しかし2014年後半にスタメン確保するとペランの信任を得て左MFのレギュラーに抜擢。そのテクニックとプレースキックはチーム内随一。

15 呉曦(ウー・シー)

江蘇舜天 1989/2/19

ブラジェビッチによって3部から抜擢され、当初は右SBだったが江蘇ではボランチで定着。代表では主にボランチ起用だが右MFやトップ下も経験。積極的な飛び出しも武器で近年最も成長した選手、鄭智の後継者候補。

16 孫可(スン・ケー)

江蘇舜天 1989/8/26

両サイドとFWに対応。技術は高くないが、敢闘精神や守備への貢献が評価され、2013東アジア選手権日本戦では同点ゴール。ルックス、ポジション、プレースタイルから個人的には「中国版岡崎慎司」。反面足協杯決勝で退場になったようにラフプレーが気になる。

7 武磊(ウー・レイ)

上海上港 1991/11/19

14歳でプロデビューし16歳で初ゴール。中超昇格後2年連続2桁得点で2列目ながら中国人トップスコアラー。172cmと体格的には平凡ながらテクニックと得点感覚が武器。欧州移籍も噂される。トップ下か右MFの起用が濃厚だがFW不足のためワントップの可能性もある。

8 蔡慧康(ツァイ・ホイカン)

上海上港 1989/10/10

堅実な守備専門ボランチ。任航同様に各年代代表歴0だったがペランによって抜擢され定着。4-2-3-1だとベンチ濃厚だが守備的3ボランチの場合は先発が予想される。

17 張呈棟(ジャン・チェンドン)

北京国安 1989/2/9

09年にポルトガルへ渡り3部経てスーペルリーガ通算40試合8得点。ベイラマルではFCポルトから得点する等チーム最多得点で残留に貢献。カップ戦でスポルティング・リスボン相手にハットトリックしたFWだったが2012年にドイツ2部ブラウンシュワイクではポジション掴めず帰国。国安では右MF、代表では右DFの起用が濃厚。

20 于漢超(ユ・ハンチャオ)

広州恒大 1987/2/25

遼寧時代2部で代表デビュー、左MFのスタメン候補だが2列目全般に対応。得点力があり2014年夏に加入した恒大でも決勝点含む3得点で優勝に貢献した。

21 于海(ユー・ハイ)

貴州人和 1987/6/4

前回大会でゴールあげており、経験、フィジカル、守備面が評価されて2大会大会連続代表入り。しかし中国のロッベンと言われたウィングも、フィテッセ時代に大怪我して以来技術やスピードが落ち、その上負傷明けで選出には懐疑的意見が多い。最近その高さとフィジカル生かし本職の左MFでなくCFでも起用されている。協会に「于」姓の幹部がおり、ネット上では縁故が噂される。

22 廖力生(リャオ・リーシェン)

広州恒大 1993/4/29

2012年まで広東省の無名チームに在籍、2013年まで無名の存在だった。2014年リッピによってトップチーム抜擢されるとACLで得点し代表にも定着。プレースキックの精度高くゲームも作れる選手で、近未来の代表中盤を担うと期待される。

19 劉彬彬(リュウ・ビンビン)

山東魯能 1993/6/16

2014年は山東でレギュラー確保しリーグ新人王。主にウィングだが代表では2列目全般に対応。スピード、テクニック、共に同世代では抜けており代表でもスーパーサブとして期待。

【次ページ:最後はFW