1月14日、『Corriere della Sera』は「インテルのロベルト・マンチーニ監督は、かつて指導していたマリオ・バロテッリについて、アドリアーノのようにキャリアを終える可能性があると話した」と報じた。
かつてロベルト・マンチーニ監督の下で長くプレーしていたマリオ・バロテッリであるが、その後ミランに移籍してからはなかなかチームの助けになることが出来ず、昨年夏にはリヴァプールに移籍するもまだプレミアリーグでノーゴールという結果になっている。
マンチーニ氏はかつての教え子について「シティを出てから全ての面で弱くなっている」と話し、アドリアーノのようにキャリアを終える可能性もあると危惧した。
ロベルト・マンチーニ インテル監督
「私とともにインテルのシャツを着ていた時、彼は少年だった。彼は何でもやっていただろう。例えロッカールームの掃除であっても。
マンチェスター・シティでも、彼は2年半の間行儀よくしていた。マリオとともにあるのは容易なことではない。彼に何を言ったとしても耳を通り抜けてどこかに行ってしまう。しかし、私は彼に感謝している。とても懐かしく思う。マリオは良く私の息子と外出した。人として、私は彼に強い愛情を感じている。良い男であるし、ハートで行動する人物だ。
私は、リヴァプールで彼はベストを尽くしていると思う。全ては彼に責任がある。彼はまだ若い。復活するだけの強さを備えている。
精神面については......彼は何かを見つける必要がある。シティを去った後、彼は試合における全ての面で弱くなってしまった。
ミランでは立派にやっていけると確信していたけれども、そうはならなかった。私はマリオの処方箋を持ってはいないが、彼を指導するコーチには2倍の給与が支払われるべきだ。
彼はアドリアーノのように終わってしまうリスクがある。原因は違えども、そのようになってしまう可能性がある」