現地時間15日、ポルトガルサッカー連盟が主催するイベント"Quinas de Ouro"が開かれ、各連盟および協会の要人たちが一同に会した。

ポルトガルサッカー連盟創設100周年記念として開催された今回のセレモニー。

ゼップ・ブラッターFIFA会長やミシェル・プラティニUEFA会長などが出席し、ポルトガルサッカー界の成功と発展をともに祈ったのだが、同セレモニーではポルトガルサッカー史において偉大な功績を残した人物を表彰するシーンもあった。

そんな授賞式で「ポルトガル史上最高の監督」という賞を獲得したのが、「稀代のカリスマ」ことジョゼ・モウリーニョ監督であった。

これまでプレミアリーグでも幾度となく"Manager of the Month"を受賞してきたモウリーニョ監督。しかし、このほどモウリーニョ監督が受賞したのは"Manager of the Century"という信じられないほど偉大な名誉である。

100年を超えるポルトガルサッカー史の中でも最高の監督として表彰されたモウリーニョ監督は、その授賞式では一体何を語ったのだろう。そのコメントには、ポルトガルという母国を思う気持ちが凝縮されていた。


ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)

「ポルトガルサッカー史上最高の監督だと認識してもらえたことは、大きな名誉である。

ポルトでヨーロッパチャンピオンになってから、私は母国を去った。しかし、イングランドやイタリア、スペインで過ごしたこの12年もの間、私はいつもポルトガルサッカー界、あるいは母国の人々の責任というものを感じてきた。

だから、私は非常に光栄である。チェルシーで挑戦し、より多くの歴史を記す準備ができているさ。

そのような状況においてポルトで獲得したタイトルというのは、私のキャリアの中で最も重要なものであることは間違いない。

なぜなら、それらはポルトガルサッカーのためにポルトガルのチームで獲得したものだからだ。

9人のポルトガル人選手でチャンピオンズリーグの決勝に勝利したのだから、ポルトは特殊なケースである。

またそれ(チャンピオンズリーグ制覇)を見てみたいかって? ああ、見てみたいね。もちろんだ」

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