1月19日、アメリカ・メジャーリーグサッカーのトロントFCは「ユヴェントスからイタリア代表MFセバスティアン・ジョヴィンコを獲得した」と公式発表した。
The signing of Sebastian Giovinco is hailed as a major moment for @MLS.
Read More: http://t.co/BvJZFXBW3w pic.twitter.com/y5O74ttZA2
— Toronto FC (@torontofc) 2015, 1月 19
ユヴェントスとの契約は2015年夏まで残っていたため、いくらかの移籍金は発生したものと考えられているが、額については発表されていない。
セバスティアン・ジョヴィンコは1987年生まれの27歳。ユヴェントスの下部組織出身で、非常に小柄な体格であるが高い技術を備えているアタッカーとして知られ、イタリア代表にもしばしば呼ばれてきた選手。
しかしユヴェントスではなかなか継続的に出番が与えられず、今季で切れる契約を延長する見込みはないといわれており、特にプレミアリーグ方面との接触が報じられてきた。
だが先日からアメリカ方面より非常に好条件のオファーが舞い込んできているという報道があり、この移籍は噂されていた。
現役イタリア代表選手が27歳でMLS行きというのはこれまであまりなかったパターンであるが、それだけアメリカでのサッカービジネスが加速している証であるともいえる。
セバスティアン・ジョヴィンコ
「僕はトロントFCと契約出来たことにとても興奮しているし、夏にクラブに参加できることを楽しみにしているよ。
僕は数年間トロントについて素晴らしいことを耳にしてきたし、ここに住むことが正しいと思えるような街であることも分かっている。
その時までは、僕はまだユヴェントスやそのファンのために遂行したいものがたくさんある。夏にシャツを着替えるまでは、僕の心と魂はいつもユヴェントスに捧げていく」